トレーサビリティ
農場レベルのトレーサビリティは、私たちの森林破壊ゼロへのコミットメントの基盤です。これにより、カカオの原産地を特定し、森林リスクを評価するとともに、対象を絞った対策を講じることが可能になります。
私たちは、プログラムに参加する各農家について、以下のような詳細データを収集しています。
- 農家名
- 農園面積
- GPS座標
- 農園区画の境界情報(ポリゴンデータ)
これらの地図情報を、土地利用データや森林被覆損失データと重ね合わせることで、森林破壊リスクを評価しています。
この取り組みを実行するために、私たちは高度な技術を活用しています。具体的には、高解像度画像を備えた衛星モニタリングシステムを利用し、マッピングされた農園区画およびその周辺における森林撹乱の状況を検出しています。その一環として、Starlingなどのパートナーと協力しています。Starlingは、AirbusとEarthworm Foundationによって開発されたシステムで、高解像度かつほぼリアルタイムの森林画像を提供します。これにより、カカオ農園内およびその周辺で発生する森林破壊をモニタリングできるほか、社内管理体制の強化やEU森林破壊防止規則(EUDR)への対応を支援しています。
また、私たちはファーストマイル・トレーサビリティシステムに収量管理基準を組み込んでおり、調達段階でリスクを自動的に軽減できる仕組みを構築しています。
さらに、科学的根拠に基づき地域ごとの実情を反映した収量管理を実施することで、サプライチェーンへの非適合カカオの混入リスクを効果的に低減しています。