コミュニティ苗畑

community nursery

ココアホライズン財団は、活動を展開している7か国において、1,400を超える村の貯蓄貸付組合(VSLA)の設立と運営を支援しています。

そのうちカメルーンにあるVSLAの一つでは、今回の訪問時に事務局長を務めるクリステル・プレアジー・ビライ(Christelle Pleagy Bilai)氏が活動内容を紹介してくれました。

このVSLAは、貯蓄や融資の運営に加えて、養鶏事業とコミュニティ苗畑という2つの地域主導型の所得創出活動を立ち上げています。これらの活動は、コミュニティに追加的な収入をもたらすだけでなく、VSLAメンバー間の協力関係や知識共有の促進にも貢献しています。

Community nurseries

コミュニティ苗畑には複数の重要な役割があります。

  • 地域での苗木生産を可能にする
  • 輸送時の苗木の損失を削減する
  • 良質な苗木の確保を支援する
  • 配布される苗木のトレーサビリティを向上させる
  • 地域における女性の所得向上に貢献する

ココアホライズン財団の現地チームは、VSLAと密接に連携し、次の作付けシーズンに必要となる苗木の種類や数量を特定します。

その後、これらの苗木はコミュニティによって育成され、財団が買い取ります。買い取られた苗木は、ココアホライズン財団に登録しているカカオ農家へ配布され、農園の更新やアグロフォレストリーの導入を支援します。

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クリステル氏のVSLAでは、カカオ苗のみを生産しています。

クリステル氏は作業計画、メンバーの参加状況、出席状況などを詳細に記録しています。苗畑の日常的な管理は主に地域の女性たちによって行われており、地域の主体性、知識の習得、そして女性のリーダーシップ強化につながっています。

「私が最も気に入っているのは、協会から依頼を受けて地域の外へ出張できる機会があることです。結婚して以来、そのような経験をすることはありませんでした。」

─ クリステル・プレアジー・ビライ氏(VSLA事務局長)

このモデルは、知識の共有、インフラへの投資、長期的な経済的利益の創出を通じて、カカオ生産コミュニティの発展と強靭性の向上に貢献しています。